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11/17~23 術後第2週目 [5_術後]

術後第2週目です。

11/17(月) 術後7日目
手術からちょうど1週間。先週はだいぶつらかったが、急速に状態回復。

朝起きると熱は36.5度で平熱に下がった。朝食がないので、すいている8時台にレントゲンを済ませる。
その後、回診。血液検査の結果から炎症が残っているとのこと。CRPの値が高いらしい。消化液が漏れていることが推測されるので、午後にでも腹部エコーで診察して、針?で腹水を抜くらしい。ただ、この日は特に処置はなし。

午後は手術後初めての洗髪。お風呂場の脇の洗髪コーナーで看護師さんに洗髪してもらう。プロの美容師ではないので、ちょっと至らない点はあるものの、気分爽快!

ついでにバルーン(尿道に入れているカテーテル)も抜けいてもらう。抜くとき痛そうだが、息をふっと吐いている瞬間にベテランの看護師さんが早業ですぽっとバルーンを抜いてもらう。バルーンがないのでトイレには自力でいかないといけないが、だいぶ身軽になった。早速、尿意はそんなにないが、トイレに行くと約0.5リットルの尿が出てびっくりした。この日から尿の量も計測することになる。

1日でだいぶ、退院に向けて進んだ感じがした。ただ、食事はまだ。

11/18(火) 術後8日目
ずっと、フェンタニルという痛み止めを入れているので、意識は軽く朦朧としているものの、だいぶ余裕が出てきた。朝の看護師さんのバイタルチェックのときに術後初めて雑談をする。それまでほとんどお話ができない状態だったのだが、担当の方から「ヒコーキ雲さんって、歯医者さんなんですってね?」と質問を受ける。ちなみにただのサラリーマンなのだが。

しゃべれないから、ナースセンターで変な方向で話が盛り上がった(?)模様。その後、誤解を解く。


午後、いよいよ腹水を抜く。お昼過ぎにレントゲン室に呼ばれ、実質的な主治医のK先生に処置をしてもらう。処置は右わき腹に局所麻酔をうって、レントゲンをとりつつ。針金みたいなのをガイドにして、肝臓下付近のたまりにチューブを入れて、たまっている腹水を除くというもの。腹部ドレンを挿入してもらう。

これが結構つらい。研修医に説明しながら処置をするので、早く済ませて欲しいのだがとりあえず時間がかかる。痛みは麻酔が効いているからないものの、ぐりぐり針金をお腹にねじ込む感覚があるので、痛く感じる。1.5時間ほどで処置完了。ドレンからは茶緑の液体が出てる模様。これでお腹からの管は3本に!

病室に戻ると、1週間ぶりのシーツ交換。汗とか、いろんな液漏れで結構どろどろ状態だったので、かなり快適になる。ただ、その後、腹部ドレンを入れた反動か38度ほど熱が出て、ふたたびダウン。

11/19(水) 術後9日目
朝起きると、左腕に入れていた点滴(末梢)で腕がぱんぱんになり、点滴が入らない状態になる。仕方なく、看護師さんに点滴を抜いてもらう。かなり大量に点滴液を入れるのだが、血管が細いからか、液が入らないようだ。

午前中は准教授の回診がある。一応、現場のトップなのでいつから食事が再開か聞いてみる。この先生、胃非常に渡辺いっけいに似ており、「う~ん、どうかな。もうちょっと様子見たいかな」というあいまいな返事をもらってしまう。この辺まで来ると本人的には食事なしでも大丈夫なのだが、家族がとても心配する。

午後、やや辛口の対応のG先生にピック(カテーテル)を上腕部に入れてもらう。上腕部からカテーテルを入れて、肩を通って心臓部に近い太い血管にまで持っていく。これだと、末梢よりだいぶ強力な点滴液を入れれるとのこと。通常はレントゲン室で処置をするのだが、空いていないとのことで、比較的すいている病室のベッドで処置してもらう。

ピックはまずまず快適。だいぶ余裕が出てきたので、夕方嫁に男性ファッション誌を買ってきてもらう。退院したら買いたいコートを物色する。

11/20(木) 術後10日目
体重を測定すると66.2Kgで術後2Kgの減。10日間点滴のみの割にはあまり減ってない。

午前の回診はまたも准教授。お昼から食事を再開しましょう、とのことで、重湯の朝食を取る。基本的に流動食だが、味と形はそれなりに通常の食事風にしているので、なかなかいける。
ちなみに主食は重湯→三分粥→五分粥→全粥と進展していき、基本的には全粥までいけるとほぼ退院できる状態となる。今は1合目くらいだ。

11/21(金) 術後11日目
午前中、レントゲンを撮影。どうも胃と大腸の張りが問題らしい。ちなみにレントゲン室で膵管チューブという大事な管が抜けるハプニング。一応、事故らしく担当看護師が師長に怒られていた。この後、外れないようにいろいろ対策をしてもらう。

食事は三分粥に移行。おかずに湯豆腐が出て、おいしかった。

11/22(土) 術後12日目
昼から五分粥になる。三分粥までは流動食風のおかずだが、五分粥からおかずは普通のおかずになる。おかずの野菜炒めがおいしかった。
午前の回診でお腹から三本出ている管のうち、ウィンスローという管を抜いてもらう。あと、2本抜けると退院だ!

11/23(日) 術後13日目
世間は3連休で、ここのお医者さんたちは学会らしく、かなり静か。
フェンタニルという痛み止めもほとんど使ってないので、かなり意識もクリアで、発話も術後はしどろもどろだったが、ほぼ通常のスピードでしゃべれるようになった。2日に1回ほど見舞いに来る嫁もだいぶほっとしたよう。

晩、ロビーのテレビで恒例の大相撲を見る。白鳳の優勝を見届けてから、実家に電話を入れる。元気な声を聞いて、だいぶ両親も安心した模様。

当初は2週間での退院を目指していたが、気持ちを切り替えて今月中の退院を目指すことにする。


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