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11/12~16 術後第1週目 [5_術後]

ここからは退院まで結構あるので、スピードアップのためまとめて書くことにします。

11/12(水) 術後2日目
この日は午前中に一般病棟へ移動。同じく消化器外科が入る13FにHCUから移る初老の患者さんと移動。この患者さんは点滴台に点滴のみというかなり身軽な格好で、歩いて病棟に戻っていた。一方、私は車椅子に酸素ボンベ、点滴の他に機材が5つほどというかなりの重装備。

病棟は手術前と同じ大部屋。ただ、3列ベッドが並んだ真ん中でかなり狭い。帰って早々にお医者さんの回診あり。医師団で痛みの原因をいろいろ議論していた。2本お腹から出ていたうちのRDBDという管の廃液を紙コップに入れて、あたかもコーヒーのテイスティングをするみたいにお医者さんが匂いをチェック。緑色のような茶色のような液体で、とりあえず検査に回された。

回診のついでに背中に入っていた、痛み止めの管を抜いてもらう。状態はよくないが、退院に向けて1歩前進した気持ちだ。

午後は歩行訓練。歩かないと腸閉塞など合併症になりますよ、と看護師さんに諭されて、がんばって1週80mほどの病棟の回廊を2週ほど歩く。ただ、看護師さんはHCUと違って、とってもやさしい。

後で聞いた話だが、この時、1週歩くのに30分以上かかっていたとのこと。あと、看護師さんは入院初日に受け持っていただいた、とてもチャーミングなMさんだったそうだが、記憶0。

つらい時の記憶は忘れ去られやすいようだ。

この日も痛みがひどくてあまり寝られず。

11/13(木) 術後3日目
午前中、CTを撮影。

実質、術後の主治医のK先生から、このままだと腸閉塞で再手術もあるので、がんばって歩いてください、との説明を受ける。かなり痛いががんばって病棟を歩く。

お腹がいたく、ほとんど寝られず。

11/14(金) 術後4日目
午前中、レントゲン等の検査をしてもらう。どうも腹膜炎を発症している、とのことで、お腹を動かす薬と抗生物質を点滴から入れてもらう。

強い薬だったようで、反動でか39度ほど熱が出る。強い寒気がする。

熱源が分からないので、首に刺していたCVを抜いて、末梢で点滴を入れてもらうことにする。首から点滴の管が出てるとかなり煩わしいので、だいぶ助かった。

頭に氷枕、体には枕カバーに熱いお絞りを入れたものを当ててもらって、無事熱が下がる。
この日の夕方から飲み物は解禁となったが、状態が悪くほとんど水も飲めず。

月曜日からほとんど寝れてないので、看護師さんと相談の上、この日から睡眠導入剤を寝る前に点滴で入れてもらうことにする。

なんとか寝られた。

11/15(土) 術後5日目
引き続きこの日も絶食。

かなり喉が渇いていたので、ペットボトルのキャップ1杯分くらいの水をごくっと飲んだら、むせて死にそうになる。結構、水を飲むのも苦労する。

そこそこ寝られて、熱も下がって、体調もだいぶよくなったので、手術後初めてシャンプーで頭を洗ってもらう。ICUからずっと同じオムツをつけていたのだが、やっと普通のパンツをはけて、だいぶ快適になった。

ただ、微熱は続いている。

11/16(日) 術後6日目
朝の回診。膵臓周りの炎症による発熱とのこと。どうも、胆管あたりから胆汁が漏れてお腹にたまっているようで、エコーで見てから腹水を抜くかも、とのこと。食事の再開について質問すると、今の状態で食事をすると
胆汁が漏れるので、当面は無理とのこと。

体調はだいぶ回復したので、会社にメールで状況を報告しておく。ただ、腹筋に力を入れると激痛なので、ベッドの上での姿勢は仰向けで、寝返りなどはうてない。

1週間食事を抜くと、目をつむっても、食べ物が頭に浮かぶのでかなりつらい。お腹いっぱいチョコレートケーキをためる夢を見た。
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