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8/25 十二指腸 内視鏡検査 [2_検査]

8/25 いよいよメインの十二指腸の内視鏡検査。通常の胃カメラだと十二指腸まで届かないのでCellVisioという特殊な内視鏡をつかう。5mくらいの長さがあり、細胞の表面を観察できる、顕微鏡的な機能もついているとのこと。主治医のN先生自ら内視鏡の検査を行う。

鎮静剤の量が前回の大腸カメラの時よりも多いみたいで、のどから内視鏡の先端をごっくんと飲んだ後は、ほとんど意識もなく、鎮静剤が切れかけたころにはほぼ検査も終了。10時30分に受付をして、気づいたときには12時30分過ぎだったので、1時間強検査をしていたみたい。

1時間ほど休息をはさんで、主治医から検査の1次結果を聞く。結果はかなり厳しい、とのこと。大きい腫瘍だけで8個、小さいのも入れると、二桁の腫瘍があるそうで、大手術を覚悟してください、といわれる。その場で都立の病院のH先生と大学病院のM先生を紹介先候補として教えていただく。正式な生体検査の結果が出るのは9月なので、患者さんの方でもいろいろ調べてください、とのこと。

十二指腸にこれだけ腫瘍があると、小腸にも腫瘍がびっしりある可能性があるので、引き続きカプセル内視鏡の検査の予約を入れてもらい、帰宅。

8/20 大腸カメラ [2_検査]

8/20 今日は大腸カメラ。午後からなので、午前10時頃からポカリ味の腸管洗浄剤を飲み始めて、腸をきれいにする。

目的は大腸のポリープ、正確には腺種の切除。人間ドックのときも十二指腸を見てもらうついでに、大腸のポリープもとってもらったら、というくらいの軽いものなので、特に気負いもなく、病院へ。

人間ドックと違い、検査時は鎮静剤を入れてもらうので、特にがまんをする必要もない。やや意識がもうろうとする感じではあるが、検査医の指示に従って体位等は帰ることができる。1時間強で検査は終了し、1時間ほど休息後にお医者さんから検査結果の説明。

金属のワッカみたいなのでクリッピングされている、ポリープの切除跡の写真を見せられるが、特に質疑もなく、そのまま帰宅。次はいよいよメインの十二指腸のカメラだ。

8/4 検査 [2_検査]

8月4日、週明けの月曜日に紹介状を持ってK病院に行く。

初診の受付は8時開始で8時20分頃には病院に到着。いろいろ書類を書いて、受付を済ませて、番号札をもらうと5番とのこと。結構、みんな早くからきている。

アサインされた先生の問診室みたいなところの前の待合用のイスで待つ。家族連れで着ている人もおおい。薄いスライディングドアで仕切られているだけなので、ところどころ声が聞こえてくる。その場で入院日程の調整をしている患者もいるよう。

約2時間ほど待って、ようやく私の番が来た。入ると緑の医療用の作業着を来たN先生が待っていた。歳は30台後半くらいか、口ひげのしゃがれ声で歳の割には貫禄がある。

イスに座って開口一番。「大変なことになっています」。いきなり胃や十二指腸の絵を書き出して、大手術になるかも、とのこと。手術の場合は十二指腸だけでなく、すい臓や胃など周囲の臓器も切るので大変らしい。

まずは検査をしなくてはならない様子。早速、手持ちのPHSで検査の段取りをしている模様。勝手に来週月曜日のビジオなるものの予約をされてしまった。来週はタイのプーケットに旅行に行くのでNGだ。

仕事の都合でNGです、と伝えると、次は月末まで空きがないとのことで25日の予約をしてもらう。ついでに大腸カメラも予約してもらう。ビジオはどうやら、十二指腸用の内視鏡で5mくらいの長さのあるかなり特殊なものらしい。細胞の表面を観察できるとのこと。

問診は20分程度で終了し、次は20日の大腸検査のため、帰りがけに内視鏡センタによってレクチャーを受けて、腸管洗浄剤等をもらって帰宅。この時点で手術になることはほぼ確実なので、妻には手術前提で検査となることを伝える。

7/30 結果通知 [1_経緯]

郵送で人間ドックの結果通知が来た。

K病院への紹介状も入っているため、普段より大き目の封筒に入っている。家族には伝えていないため、人間ドックの結果通知が来たよ、といってから封を切る。

紹介状と結果をまとめたシートが入っている。シートには十二指腸と大腸が線種ということで要検査となっている。翌日、早速、K病院に電話すると、初診は予約を受け付けていないとのことで、週明けの8/4朝に病院に行くことにした。妻はさすがに心配そうなだ。

7/21 三連休最終日 [1_経緯]

三連休の最終日だ。

両親と、うちと同じくことし結婚したばかりの弟夫婦で実家の近くのミシュラン1つ星レストランで昼食会をする。部屋は茶室風のこじんまりした個室でなかなか居心地がいい。創作系の会席料理でなかなか美味。プレゼンテーションもすばらしい。

どうもみぞおちあたりが時折ちくちくしているのだが、生体検査の影響かなと思い、それなりにお酒も飲んでしまう。食事が終わるとそのまま空港まで送ってもらって、東京に帰ってくる。

楽しい三連休を過ごすことができた。

7/18 人間ドック(2日目) [1_経緯]

人間ドック2日目。今日はメインの胃カメラと大腸カメラ。

翌日は6時起床。寝起きで約2リットルの腸管洗浄剤を飲んで、腸をきれいにする。味はポカリスエット風で悪くないが、昨晩冷蔵庫で冷やしすぎた。

9時に2日目の検査が開始。オリエンテーションルームに行って、腹部エコー等を受けつつ合間に胃カメラのための、ますいを鼻から入れる。胃カメラは鼻経由と口経由が選択できるが、負担が少ない鼻経由を選択。鼻から麻酔薬を入れる。かなり鼻がツーンとする。

1時間ほど待たされて、胃カメラ。普段は数分我慢すれば終わるのだが、今回は妙に長い。検査をしている先生が助手薬の看護師に「コバルト!」とか指示しているのが聞こえる。おそらく、何かよくないものがみつかったので、コバルト色の液で染めて観察するのだろう。生体検査用の細胞も取得しているようだ。じっと我慢の子で耐えている、そろそろ終わる頃かなと思っている、「あと半分くらいなのでがんばって」と声をかけられる。

耐えていると胃カメラが無事終わる。終わると検査台のすぐ横の先生のデスクで写真を見せられる。先生からは低いトーンで「十二指腸なんだけど、こんなことになってしまっているよ・・・」とのお言葉をいただく。深刻な状態のようだ。青く染められた十二指腸に出来物が見えることは分かるが、特に病名等を教えてもらう訳でもなく、そのまま胃カメラの検査室を出て、また1時間ほど待って大腸カメラの検査を受ける。大腸の方も生態検査ありだった。

お昼前には、検査を終えて、その後、昼食を食べて、14時くらいにドックの受検者が順次、診察結果のレクチャーを受ける。100人くらいいたが、私は最後から5番目くらいで部屋に入る。
担当医から説明を受けるが、十二指腸は即、精密検査要とのこと。ついでに大腸のポリーピもとってもらったほうがよいとのこと。

で、紹介状の話になる。この時点では「何か悪いもの」くらいの意識しかなかったが、いきなり「十二指腸だったらS大学病院か都立XX病院かな」といわれて軽いショックを受ける。大学病院ということはかなりの大事と直感的に理解する。ちょっと躊躇していると、「(人間ドックの系列の都内の)K病院でまず検査でもいいよ」、とのお言葉をいただいたので、K病院宛の紹介状を書いてもらう。K病院は健康診断で2度ほど言ったが、都内の山手線沿線にあるかなり大きな病院だ。

で、金曜なので伊豆からの帰りに会社によって、軽く仕事をした後に帰宅。翌日からは実家の大阪に帰る。どのタイミングで家族に伝えようか少し考えるが、病名も不明で生体検査の結果も出ていないので、妻にも両親にも現時点では特に伝えないことにした。


7/17 人間ドック [1_経緯]

2014/7/17-18、1泊2日で伊豆に人間ドックに行く。

今年は40歳の節目ということで、会社の出張扱い。

人間ドックが終わると、三連休でGWに結婚式を挙げたばかりなので
実家に帰る予定にしている。

初日は血液検査や心電図、糖負荷試験など軽めのものばかりで、10時に受付をして14時過ぎには終わってしまう。2日目は胃カメラと大腸カメラが待っている。特に大腸カメラは腸をきれいにしないといけないので前日から準備が必要となる。ビデオで準備のレクチャーを確認して、腸管洗浄剤などを作っておく。晩御飯は18時@食堂と決められているので、それまでノートPCで会社のメール等をチェックする。晩御飯前に大浴場につかって、気分爽快、そのまま食堂へ。

メニューは毎年同じで今年で6年目となる。一昔前の温泉旅館の食事風で冷めたてんぷらと煮物、お刺身などなど。健康によさそうな感じではないが、悪くない。おなかがすいていたこともあって、あまりかまずに15分程度で食事をすませてしまう。その晩は22時過ぎに就寝。



はじめに [1_経緯]

あさってから入院することになった。

あまり罹ることが少ない病気のようなので、参考になればとブログをはじめることにした。

病名は十二指腸腫瘍で11月10日に膵頭十二指腸切除の手術をS大学病院で行う予定。

今年の7月にさかのぼって経緯を書いてみる。
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